子育て常識〜今とむかしで違うこと

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ブログにご訪問ありがとうございます。

赤ちゃんの頃は泣いても祖母にほおっておけ、泣くくらいがちょうどいいといわれて育った桂です。

子育ての環境は情報も昔と今では変化、進歩が世代間のギャップがでてしまいがち。特におじいちゃん、おばあちゃんの頃とでは常識も違うようです。
今日はたまたま話題になった子育ての今と昔の変わったところのお話です。

昔の常識と今の常識が違ったら、子育てする親も祖父母も戸惑いますよね。
笑顔で子育て、孫育て。

さいたま市の祖父母手帳には子育ての世代間ギャップのコミニュケーションを埋めるための今とむかしの違いが載っています。祖父母世代に対しては「今の子育て」の常識を、親世代に対しては「昔の子育て」の常識を理解してもらい、世代間ギャップを埋め、相互のコミュニケーションがより円滑になるよう願い、作成したもの、だそうです。

一部抜粋します。

抱き癖をつけると赤ちゃんはだっこを求めてしょっちゅう泣くようになる だっこ 抱っこは自己肯定感、人への信頼感が育つなど、心の成長に大切、抱き癖は気にしなくていい。
3時間おきに授乳するのがいい 授乳 母乳の婆愛は、赤ちゃんが欲しがったら授乳する
母子健康手帳に1歳までに断乳(ママがリードして授乳をやめること)の官僚という記載があった 卒乳 自然とおっぱいから離れていくまで、授乳して問題ない。授乳の終わりも卒乳と優しく表現される
頭の形がよくなる。寝つきが良くなる。 うつぶせ寝 乳幼児突然死症候群(SIDS)から赤ちゃんを守る為、厚生労働省は医学上の理由で必要なとき以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけで寝かせるようにしましょうと啓発している。
母子健康手帳の3,4ヶ月の欄に「果汁やスープを飲ませていますか」という質問があり、離乳食の準備として果汁をスプーンで与える。(味慣らし、スプーン慣らし) 離乳食の進め方 果汁の過剰摂取による乳汁の摂取量の減少から低栄養や発育障害との関連が報告されており、果汁を与えることはす進められていない。また咀嚼機能の発達の観点からも、スプーン等の使用は離乳を開始する5、6ヶ月頃でよい。
離乳食は大人が噛み砕いた食べ物を子供に与える、箸やスプーンを共有する 虫歯予防 生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯はいない。虫歯菌は大人の口から移ることがわかってきた。周囲の大人は虫歯を治療し、箸やスプーンを共有しない、また毎日の歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯科検診を受けて、口の中をチェックしておく。
早めにはずしたほうがいい おむつはずれ 大人の都合ではなく、子供の体調や発達をみながら、のんびりと進める
日光浴をしないとくる病(ビタミンD欠乏症)になる 日光浴 1998年から母子健康手帳から「日光浴」の記述が消え、赤ちゃんを外気や温度差に慣らす、外気浴を進める記載になった。オゾン層の破壊で紫外線量が増加したことが原因。外気浴の際は紫外線が強い時間帯(10時-14時)はなるべく避け、帽子などで直射日光を受けないようにする
歩行器は、赤ちゃんの歩行訓練になる 歩行器 おもちゃであって、歩行開始を早める為の道具ではない

 

いかがでしたか。

こうして、見るとだいぶ違いますね。時代とともにわかってきたことで、こんなに変わると世代間でのギャップを埋めるのにお互いが知っていると歩み寄りやすそうです。

2017年に保育における保育所保育指針が改定されて、3歳未満児の保育に関する記載の充実がされました。これまでの研究の結果、3歳未満児の保育では保育者との愛着や信頼関係の形成が子供の育ちに後々まで大きく影響を与えることが客観的にわかってきたことで、愛着、信頼関係が重視されているようです。

個人的に抱っこについて思うこと :

幸せになる脳は抱っこで育つともいわれるほど、スキンシップの大切さがいわれています。皮膚は愛情を感じる器官でもあるので、乳児期の頃の抱っこは大切です。ベビーマッサージや歌いながらのタッチセラピーもオススメです。密かにベビーハーブボールを広めたいと思っています^^

授乳について思うこと:

授乳は母乳は飲みたいだけだと、最初はママが大変そうです、赤ちゃんによっては胸をしまう時間がない、疲れてしまう、そんな時は母乳100%でなく、上手にミルクも取り入れられるといいですね。ある産後ケアセンターに少し関わらせていただいていたとき、母乳は赤ちゃんが飲みたいだけといわれて、辛かったというお母さんもいらっしゃったようです。3時間ではなく、その時は2.5H、2Hおきと上手に赤ちゃんの様子を見ながら、母乳育児ができるとママも赤ちゃんにも負担がないところにという母乳に落ち着いてました。それでなくても初めての出産のときにはママもはじめてのことばかり。慣れない中で赤ちゃんと一緒にママとして育っていくのですよね。

 

家族もまわりも、家族だけじゃなく、社会がいい塩梅でママに関わって肩の力を抜いた育児ができる環境が増えるといいなぁと思います。

私もできることを模索中。。。笑顔になれる瞬間が増えると嬉しいです。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

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