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掃除が苦手な桂です。
そんな私でも仕事でお部屋の掃除をしてた時がありました。
産後ケアの宿泊のお客様部屋の掃除をしていた時の話です。
そんな昔話と
これ一本あればお掃除簡単!アロマ入り手作りお掃除スプレーのことを今日は書きたいと思います。バイキンともさよならです。
簡単な作り方、使い方も書いていきたいと思いますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
その当時、掃除の手順を教えてくださったかたが
「これ一本ですごく綺麗になって重宝するのよ〜。これを知ってから家でもこれでお掃除してピカピカになってるのよ」
と嬉しそうに教えてくれました。
「ドアノブもピカピカになるし、水回りの蛇口もこれでピカピカになるの。」
そう言いながら、シュッシュッとドアノブにスプレーしてタオルで磨き上げていきます。
その頃、宿泊施設では一部屋20分で掃除するという超スピードモードで展開されてました。
最初、聞いた時には。え?!・・・と絶句してしまいました。
スタッフを少数精鋭でまわしているので、他にもやることが多岐に渡っていてそのくらいでまわしていかないと仕事が終わらないのです。
ベビーのお世話、ママの相談、宿泊準備などなど、スーパー忙しい中での一コマ。
それも朝食中の1時間に一人3部屋も掃除しちゃう。シーツも枕も替えていて私からしたらもう、神業!!
えっと、何が起こっているのでしょう。。。最初にそれを見た時には目が点になりました。これが宿泊施設では普通なのでしょうか。
ホテルのシングルサイズのお部屋を想像してみていただけるとわかりやすいかと思います。
拭き掃除〜掃除機、ゴミ収集、ベビー用品や日用品の補充、シーツ交換、タオル替、水回りの手洗い場、トイレ、シャワー室まで掃除して一人20分なのです。
もちろん鏡もピカピカにします。
中には15分で一部屋終わる人もいます。どうしたら、そんなことが?
これこそ、修練なのかもしれないと当時は思いました。
仕事の早さもあるかもしれませんが、私は精一杯しても25分の越えられない壁に悩みました。今思うとすごく汗だくになりながら、掃除をしてた頃が懐かしいです。。。
そこの場所で使っていた便利グッズはヒビスコール。他にも水回り用の洗剤等用意されてましたが出番が多いのはこれでした。
このヒビスコールは医療現場でも使っているもの、殺菌効果が高いので、優れものだそうです。
いろんなところをシュッシュッと吹きかけてお掃除すると綺麗にピカピカになりました。
これ一本あると本当に助かるのです。。バイキンともさよならです。
バイキンといいますが漢字で書くと黴菌。黴はカビ、菌はバクテリアの(細菌)ことです。
つまり、バイキンとはカビとバクテリアのことなんですね。
ヒビスコールを当時の職場では使ってましたが、実は前から似たものを家では使ってました。
教えてくれた方には結局いえずでしたが、それが今日ご紹介するアロマ入りお掃除スプレーです。
産後ケアの場所でもお掃除を綺麗に早くするためにエタノールを使っていたことがわかったり、掃除の活用の幅が広がって、よい経験となりました。
中身はエタノールと水と精油です。
精油の特徴である抗菌作用とエタノールを合わせてダブルの力でバイキンの繁殖を抑制することが可能になります。そして好きな香りに包まれてお掃除できるという手作りならではの良さがあります。
中身の基本は消毒用エタノールなのですが、私は無水エタノールから作っています。
エタノールについて:(日本薬局方より一部引用)
日本薬局方では、エタノールが3種類記載されています。
・エタノール:
エタノール95.1〜95.6vol%を含む。手指・皮膚の消毒、医療用具の消毒に、エタノール830mlを精製水で薄めて1000mlとし、これを消毒部位に塗布する。
・無水エタノール:
エタノール99.5vol%を含む。手指・皮膚の消毒、医療用具の消毒のために、精製水で76.9〜81.4vol%液とし、消毒部位に塗布する
・消毒用エタノール:
エタノール76.9〜81.4vol%を含む。皮膚の消毒に用いる。乾燥状態で使用すべきである。注射針、注射筒の洗浄消毒にも常用されるが、細菌の芽胞に対する効力はない。
以上のことからわかるようにエタノールの用途は消毒用が主です。ただし、水分を含めないと殺菌作用はでません。無水エタノールに殺菌作用はなく、水で薄めて殺菌作用をもちます。
そうして作った消毒用エタノールは水にも油にも溶けるという変わった性質も持っています。
揮発性なので家電など水を使えないものにも使用することができます。
無水エタノールは薬局で買うことができます。
これがあると、一本でテーブル、窓、鏡、ソファ、家電、冷蔵庫の中、パソコンのキーボード、床掃除からトイレの便座や床まで、衛生面で気になるところもピカピカにしてくれます。ただし、変色するものには注意が必要です。
市販の洗剤をいろいろ使っていたときは肌が弱く手荒れで大変だったことと、匂いが苦手だったこと、そして、用途ごとに何種類も用意しなくてはいけないのが大変だなぁと思っていました。
それがこのお掃除スプレーで解決しました。
何より自然に優しいのが嬉しいですね。
今ではこれ一本あれば掃除が大幅に楽になります。手放せないお掃除グッズになりました。せっかくなので手作りにするなら、抗菌も考えつつ好きな香りでつくっていきましょう。
もちろん、香りなしで消毒用エタノールとして使うこともできます。
*用意するもの* 100mlの場合
・無水エタノール 80ml
・精製水 20ml
・プラスティックスプレー容器 100mlのスプレー型もの
・お好きな精油 20滴
・メジャーカップ
・ラベル
精油例: オレンジ・スィート、グレープフルーツ、ティートリー
Gが嫌いな方はペパーミントやスペアミントを使うと近寄ってこなくなります。
*つくりかた*
注意:エタノールや精油が直接皮膚に触れない用、注意しながら作業しましょう。
- 手指の消毒、用具類の消毒をします。
- どの精油を何滴入れるか決めておきましょう
- メジャーカップで無水エタノール80mlをはかって容器に入れます。
- 3に精油を加えて蓋を閉めて、よく振って混ぜます。
- メジャーカップで精製水20mlをはかり4に加えて蓋を閉めて、よく振って混ぜます
- ラベルに必要事項を記入し、容器に貼ります。
- 出来上がり。
まとめ:
いかがでしたか。
今日はお掃除用スプレーとしてご紹介しましたが、この配合で、精油を変えるだけで、ルームスプレーとして、台所用除菌スプレーとして、消臭剤としてなどなど様々な可能性が広がります。
私は水回りの掃除にはお掃除パウダーを使うこともありますが、最後にその掃除後の仕上げにもこのお掃除スプレーは活躍してくれます。
毎日のお掃除に。肌にも地球にも優しいお掃除スプレーで心地よい香りを使って気持ち良くお掃除できたら、楽しい時間が増えますね。
掃除後に爽やかな香りで包まれる瞬間が好きです^^
試していただけたら嬉しいです。
ここまでお読みくださりありがとうございました。